地域の魅力を戦略に
こんにちは。地域ビジネスコンサルタントをしている南雲朋美(なぐもともみ)です。
地域とは田舎のことではなく、ある範疇内のエリアのことを指しており、行政政策、レストラン、宿泊事業、伝統産業、町つくり、ビルのコンセプト策定から戦略までを行っています。
事業創出や立て直しの時にはコンセプトが重要になりますが、その基になるのが「元々、どのような魅力があったか?」ということです。ほとんどの場合、ここで考え込んでしまうのですが、方法があります。
重要なのは、トレンドや思いつきではない「魅力の原石」をみつけること。そうすれば、他者(競合)には負けない唯一無二でしかも持続可能な発展ができるコンセプトを作ることができるからです。それを元に競争力のある行政や事業の戦略を構築をいたします。
南雲朋美
経歴
広島生まれ。ヒューレット・パッカード社で業務企画(プロセス・アナリスト)とマーケティングに十数年勤務(途中、サンディエゴ州立大学(SDSU)に短期留学)したのちに、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに進学。在学中に「電通広告論文賞」を受賞。卒業後は星野リゾートに入社し、広報とブランディングを約8年間担う。2014年に退職してスペイン700kmを10kgのバックパックを背負って40日間で歩き、帰国翌日から佐賀で1ヶ月の半分を過ごしながら、地域ビジネスのプロデューサーとして有田焼400周年事業で窯元の経営再生やブランディング、嬉野市の肥前吉田焼の産地活性化にも携わった。現在は滋賀県甲賀市の特区プロジェクト委員、星野リゾートの宿泊施設のプロデュース(外部委託)、慶應義塾大学と首都大学東京の非常勤講師を行う。日経ビジネスオンライン、佐賀新聞などのメディアにも多数寄稿。