into 有田観光

有田に肌美人が多い理由を検証した所、驚きの結果が!

有田には肌美人が多い

と自分のFACEBOOKに掲載した所、「テキトーな事を言って有田をPRしようとしている!笑」と、前職の可愛い後輩から、かような指摘をいただきましたので、ムキになって、なにごともデータが重要と思い直し、調べてみました。

その結果、有田は日本トップレベルの美肌温泉であることがわかりました。日本三大美肌温泉の値を大きく超えるものだったので、声を大にして「有田温泉は美肌ナンバーワンです。」と言っても良いのですが、そもそも「日本三大美肌」の根拠が不明なので、控え目にトップレベルと言っておきます。(U川くん、私の感覚は正しかったYO。ニヤリ。)

さて、その美肌探求物語はあるご夫人との出会いから始まります。

その窯元婦人をてっきり35歳くらいかと思いこみ「ねーさん的」口調でトーク。すると、お子さんは4人、長女は26歳ということが判明。

35歳で26歳の娘さんがいる訳ない。
衝撃の54歳でした。

前日まで海外に長期滞在していたので感覚がおかしくなったか、個体差だろうと思っていた所、次にあった女性の方は20代前半の女性社長。ではなく35歳の女性社長でした。

と思ったのは、彼女たちのお肌のせい。

もちもちのピチピチなのだ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

両2名から写真撮影を拒否られたため、磁器のようなお肌のお雛様を代わりに。

他に、Tさん(見た目40歳の54歳女性)、Sさん(見た目38歳の50歳女性)は、いつもスッピンの美肌。

でも、私も実感してしまいました。

この冬は窯で連日ホコリまみれの数週間を過ごしました。
水も使うし、乾燥もあり・・・なのに、手が荒れてない。

周囲の有田人に言うと

「水がきれいだからね〜」と。

しかし、水がきれいな場所なんて日本にはたくさんある。

・・・

私は、思った。

これは「土」だ、と。

水の成分はその土地の土壌に多いに関係します。そこで、同じく土壌に多いに関係がある「温泉」を調査してみることにしました。

九州は温泉の宝庫なので、有田にももちろんあります。

その名も ヌルヌル有田温泉

♥シズル感満載な名前です。

ヌルヌル温泉

温泉の入り口。かなり微妙な感じですが、外観も同じく微妙です。でも、ここで帰ってはいけません!

この温泉は、至上最高のヌルヌル度
前職の関係で比較的、温泉経験度が高い私が言うのだからホントーです。それは危険なほどヌルヌル。なので歩いて、、ではなくお尻ですべって移動しなくてはなりません。すみません。うそです。そんな人はいません。でも、そうしたいほど、歩くのが怖いのです。シャンプーを濯いでも濯いでも髪のヌルヌルが取れないし。

という「有田温泉」を「日本三大美肌温泉」と言われてる温泉たちと「美肌成分」を比較してみました。調査は簡単です。調査隊を派遣しなくても、ネットをみれば、温泉成分表があるし、先人たちが既に色々分析をしてくださっています。

日本三大美肌の湯は以下の通り。

・嬉野温泉(佐賀県)←有田の隣町
・斐乃上温泉(島根県)
・喜連川温泉(栃木県)

温泉イメージ

有田温泉内部は撮影禁止なので、イメージで。正直言って、この写真ほどには風情はありません。

さぁ、その結果、じゃじゃーん〜!

ダントツに有田温泉がトップでした!

有田温泉は三大美肌温泉を上回る美肌成分をもっているんです。その比較がこちら。どうだ、すごいだろう〜U川くん。

有田温泉
嬉野温泉
斐乃上温泉
喜連川温泉
1)やわ肌形成成分
9.43
8.6
7.8
8
2)保湿形成成分
395
265
34.5
×
-850
3)すべすべ感形成成分
1.1<4.2
2<3
1.8<15.4
×
71>51.8
4)純度の高さ
源泉掛流し
場所による
場所による
場所による
<温泉の達人が言う所の「美肌成分」は化学用語だったので、それを効能がわかるように書き直しました。>
1)やわ肌成分←アルカリ性(PH)が高い
2)保湿形成成分←塩素イオン(CI-)よりナトリウムイオン(Na+)が多い
3)すべすべ感形成成分(べたべたしない)←カルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2)の合計量が少ない(肌をベタべたさせる)。もしくは硫酸イオン(SO42-)の量(べたべた感の中和)のほうが多い。
4)純度が高い←源泉掛流し

「水」や「温泉」の成分を決めるのは「土壌」

磁石を含む層が露出している山肌

磁石を含む層が露出している山肌。

有田といえば、磁器発祥の地。

そう、ここには「磁器」を作る「磁石(じせき)」の層があるのです。そして、窯に関わる方たちは、水と同じくらい「磁石」に密着した生活を送っています。この磁石にこそ、美肌成分が含まれるのではないかと考えています。どなたか調べてくれるとうれしいです♪

深いコバルトブルーの有田ダム

有田の山は磁石を含む岩で形成されています。水の吸収が悪いため雨が降るとすぐに洪水が。そのため多くの治水ダムがあり、その殆どがコバルトブルーをした水をたたえています。

有田暮らしも残る所1年半、どこまで美肌になれるのか、期待が高まります!

▶ヌルヌル有田温泉:http://www.arita-onsen.com/
〒844-0027佐賀県西松浦郡有田町南原甲902
電話番号:0955-42-6988

▶参考にさせていただいた先人達のページ
温泉の科学のページ
日本一の美人の湯ってどこ?のページ

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