通称「焼き物の神様」が祀られている神社が「陶山神社」。
ここは、有田焼を作った李参平(り さんぺい)が祀られている神社です。
ん・・李さん?
そう、有田焼は朝鮮人の李さんが日本に伝え、韓国文化を基礎にこの地に発展・定着したのです。有田焼きは日本の伝統工芸品なので日本人が有田焼を創ったと思っていませんでした?私みたいに。笑
でも、そもそも日本文化って中国や朝鮮などの外国から伝来したものは多いですよね。漢字とか。
さて、この神社には他では見ることができない、すべて磁器製の大鳥居や狛犬、水瓶、欄干など、やきものの町ならではアイテムがあります。
デカイ水瓶・・・。
焼き物の作り方を知らない時代は、「わー、大きい!」以上の思いはなかったのですが、制作工程を知ってしまった今はどうやって素地を作るんだ?型はあるの?窯にはどうやっていれるんだ!?これが入る釉薬の桶ってどんだけ大きいんだ!?などなど解らないことだらけです。
これ・・狛犬です。磁器の。
さて、ここに来た人におすすめなのは、こちら!

磁器でできたお守り
磁器でできたお守りです。これはかなりカワイイ。
有田で器を買うのも良いけれど、ここでしか買えない限定品という意味でお土産にぴったりです。ちなみにこのお守りを作っているのは宮司さんという噂も。写真は宮司さん。

我が家の大家(おおや)さんでもある宮司さん
磁器のお守りなんて、恐らく、ここにしかないのではなかろうか。食器好き/有田焼き好きの方は、ぜひ行ってみてください。
始祖が朝鮮人ということがあってかなくてか、この神社には韓国人の観光客の方も多くいらっしゃいます。東京で見かける時のような「(単なる)観光客」ではなく「始祖の縁戚者の皆様によるお墓参り」に見えてしまう私です。