こんにちは、南雲朋美です。私は、地域の「本物の魅力」を発掘して、それを強みにした事業戦略を作る仕事をしています。
注目するのは「土」。
ロジスティックスやITが発達していない時代、その地域の先輩たちは、地域にあるもので経済を回していました。それは農産物だけではなく、時には鉱物や運輸業だったりします。それを発見するヒントが「土」なのです。
発掘した魅力を今度は経営やマーケティングのフレームワーク(理論)を使い、クライアントが掲げるミッション(使命)やビジョン(夢)を実現できる戦略を作ります。
私の専門は経営戦略とマーケティング、趣味は旅。
あちらこちらを旅する中、土と地域経済は密接な関係があることに気がつきました。これがきっかけとなり独自のアプローチを築くに至りました。
地域に行くと、まずは足元にある「①土」に注目します。その次は山に登ってどこに川があるかなど「②地形」を観察、最後に図書館や長老の話を聞き、ネット上にはない「③地域の歴史」を調査。この3つの視点から浮き上ったものをつなぎ合わせて「魅力の相関図」を作ります。
次に経営者や行政の首長に、事業の目的や目指したいことを聞き取って「ビジョンミッション」を作成。前述した「魅力の相関図」と「ビジョンミッション」を、市場データで分析にかけ、マーケティングや経営学のフレームワークを使って練り込み、事業計画に仕上げます。
世界を歩いて思うのは、日本ほど個性豊かな国は他にないこと。日本の魅力は地域にあるのです。その魅力を事業の強みとして活かせば、他社(他県)とは一線を画す戦略を作ることが可能です。
日本各地で異なる魅力。各地域それぞれが多様な色彩を放つようになれば、日本はもっともっと楽しくなる。そんな日が来ることを夢みて、今日も歩きます。
一緒にお仕事した皆様
観光/地域系
順不同
メディア系
順不同
教育系
順不同
その他
順不同
南雲朋美
Tomomi Nagumo
広島県生まれ。「ヒューレット・パッカード」(HP)の日本法人で業務企画とマーケティングに携わる。16年勤務した後に退社。慶應義塾大学総合政策学部に入学。在学中に書いた論文「10年後の日本の広告を考える」で電通広告論文賞を受賞。卒業後は星野リゾートで広報とブランディング担い、独立。有田焼のブランディングを皮切りに「土と地形と歴史」から地域の本質的な魅力を掘り起こす、という独自のアプローチを使い、地域ビジネスのプロデュースを担う。他、慶應義塾大学で「パブリック・リレーションズ戦略」を教える。自然よりの経済人。
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