地域の魅力を戦略に

こんにちは。地域ビジネスプロデューサーの南雲朋美(なぐもともみ)です。

私は、その土地ならではの「魅力」を発掘し、企業の戦略や行政の政策に提案する仕事をしています。

やり方は、私独自のもの。恐らく、こんなやり方をしている人は日本には私くらいしかいないのではないでしょうか。

やり方を簡単に説明しましょう。

まずは、足元にある「土」に注目します。その次に「地形」、最後に「歴史」を調べます。3つの視点から浮き上った要素をつなぎ合わせて「魅力の相関図」というものを作ります。

次に経営者や行政の首長に、事業の目的や目指したいことをお聞きします。何がやりたいのか、どんな強みがあるのか、なぜこの事業を始めたのか、などをお聞きし、ビジョンミッションを確認します。新規に作ることもあります。

こうして、右手に「魅力の相関図」、左手に事業者や行政の「ビジョンミッション」が完成します。

次に、この二つを突き合わせて、他社(他県)とは一線を画す、競合優位な戦略を組み立てていきます。「魅力の相関図」は地質データや地形をみますが、戦略を作る時には市場データも用いて、いわゆるマーケティングや経営学のフレームワークを使って事業計画に仕上げます。

なぜ「土」なのでしょうか。ぜひ、インフラや情報が発達していなかった時代のことを想像してみてください。車もない、ネットもない時代、人々は足元の土や地形(山や海など)から得られるもので、生計を立てるしかありませんでした。仮に農作物に適していない土だったとしても、そこに人の暮らしがあるならば必ず「メシのタネ」はあります。それが「魅力」なのです。

世界を歩いて思うのは、日本ほど個性が豊かな国は他にないこと。

まずは、地域の魅力を地元の方に知ってもらい、次に全国、そして世界の人に知ってもらう。ブームやトレンドには乗らないで、オリジナルの魅力を発信する。そうすれば、その魅了を評価する人が訪れるようになります。

私も、おかげさまで、日本の魅力にかなり詳しくなりました。それゆえに思うのです。

日本の魅力は地域にあり、と。


南雲朋美