先日の大寒波は九州に35年ぶりに大雪を降らしました。
その日は男性雑誌の取材だったのですが、取材陣が有田に到着できずにキャンセルに。
さて、どうしよう。
車も動かず、間借りしている家には食べ物もなし。テレビなく、暖房器具も乏しい家で、仕事をしているのも体が冷えるよ、冷える。
ああ、このままではココロも冷えてしまいそう・・・
というわけで、急遽、隣町、武雄の温泉旅館に避難してきました。
有田には宿泊施設はほぼないのですが、車で20分の武雄や嬉野にはちゃんとあります。
話は土曜日に戻ります。
土曜日の朝、すでに九州にいる編集者さんから電話。ぬくぬくとPCで映画をみている私に「こっちは雪で大変です!」
え?まじですか?やばいんですか?
アシタ キョウ デキルコト ハ アシタ キョウ ヤレ
そこから猛烈な勢いで荷造りをしながらANAに電話し、翌日の飛行機をその日の便に振り替えて、そして羽田に猛ダッシュ
福岡空港のご近所の「熊本」「宮崎」行きは「欠航」。私の便の次の「福岡」行きも「欠航」になりました。が、奇跡的に私の便は無事に福岡まで飛んでくれました。
最終電車で有田に到着。その時の写真がこちら。
まだ、雪はうっすらです。
そして、翌日。
ぎょえー猛吹雪です。
そして、取材はなくなったのです。
ちーん。
というわけでやってきました。
車で20分の武雄温泉。(チェーンをつけてる窯元さんに送ってもらいました♪)
辰野金吾が設計した「楼門」です。
35年ぶりに雪化粧しています。そして・・
「懐石宿 扇屋」にチェックイン。
2年連続日本温泉旅館大賞グランプリを受賞した宿です。
こじんまりとした品のよい外観。
ガラリ戸をあけると、きちんとした佇まいの玄関が現れます。
お部屋はこんな感じ。あたたかい!!!!
次の間も茶室もついており、天井も窓のサッシも木が使われた贅沢な作りです。
お料理。お雛様のテーマの前菜。ひいらぎとめざし(手作り)がそれを演出しています。
タケノコの煮物に生麩とふき、それに空豆を添えて。
こちらはイカのお造り。菜の花のからしみそ和えを添えて。
はい、写真はここまで。(撮るより食べるだ!)
ともかくも、温泉には5回も入浴。
迎えた朝は快晴。(あ、つららだ)
帰りは、電車で。本来は15分(武雄温泉→有田)のところを3時間かけて帰りました。
さて、元気もでたことなので顔の半分までマフラーを巻いて、雪国と化した有田の街に元気に行ってきまーす。
▼懐石宿 扇屋(有田から車で20分)
佐賀・武雄温泉料理旅館 懐石宿 扇屋
〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町大字武雄7399番地
TEL/0954-22-3188 FAX/0954-22-3189
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