有田に観光にきたら、ここがおすすめということを書き綴っています。

  • 引き上げる想い(前半)

    引き上げる想い(前半)

    4年間、佐賀県で夫を放置プレイで仕事をしておりましたが、今月末をもちまして一旦引き上げることにいたしました。

    せっかくなので、へっぽこプロデューサーが、たどり着いた顛末を二回に分けて記しておきたいと思います。いつもながらの長文なので、手短に言ってしまうと・・・

    • 1社ではなく、近くにいる同業者も一緒に。→ これが2年間でわかったこと。(今回は割愛)
    • 1つの産業だけでなく、近くにいる他産業も一緒に。→これが4年間でわかったこと。

    いずれにしても、幸せの青い鳥は隣にいた、って感じです。


    私は佐賀県嬉野市にある「吉田皿屋」という風光明媚な丘の上にある肥前吉田焼という産地の活性化の仕事をヨソモノ3人+窯元さん6社のチームで2年間ほどしております。

    個人的にまぁまぁヘビーなことがあった、ある日のこと。

    とぼとぼと歩いていたら、「やぁ、南雲さん、お元気ですか?」と声をかけてくれたのが和多屋別荘の社長の小原さん。

    思わず「色々、うまくいかないんです。」と言い、高級温泉旅館の玄関の真ん前で体感的には2時間くらい話したでしょうか。

    最後まで話を聞いた小原さんはこういいました。

    ・

    ・

    例えば、私が会議の場にいたのなら、こう言うでしょうね。

    「南雲さんの言うことは正しい。」

    もしくは、

    「南雲さんの言ってることは間違ってる。」

    もしくは、

    「南雲さんの言い方は悪い。が、言ってることは正しい。」

    と。

    ・
    ・
    ・

    直感的に、この人を会議にいれたら、客観的な意見をいってくれるのではないかと思い「あの、お願いがあります。次の会議に参加してもらえませんか、そして、思ったことを発言してください。」

    そう言いました。

    で、善は急げと小原さんが参加してもおかしくない「自社の魅力を伝えよう」的なセミナーを企画したのございます。

    そのセミナーには『愛する佐賀のためならなんでもやるゼ』と豪語してしている無料でホームページを作れる「ペライチ」の社長である山下さんをはるばる東京から呼び込みました。

    ここから、ホームページの話に飛びます。

    企業にとってホームページは「家の表札」のようなものです。ホームページがないことによる機会ロスは「あなたに見えていないだけ」で「必ず」あります。

    と言っても「今、直ちに困っている訳ではない」という理由でなかなか導入には至らない、というのも理解しています。つまり「きっかけ」が必要なんです。

    今回の場合、それがありました。

    それは「えくぼとほくろ」プロジェクト!詳しくはこちら。

    プロジェクトの運営上、参加窯元は日々変わる自社の営業情報を告知しないとなりません。とはいえ、ホームページの導入にはお金も労力もかかる。だから、誰でも簡単に作れる無料のホームページサービスはうってつけだったのです。

    忙しい「社長」を特別講師として「わざわざ」東京から呼ぶという特別感は「参加するなら今しかない感」もでるし「ありがたさ」もある。なにより「ホンモノの説得力」は最強です。

    さすが、シャチョーです。

    しかし、会場の空気感としては「ほのぼのとした納得感」に包まれている感じがして、よし、やろう!というまでにあと一歩足りませんでした。

    すると小原さんが口を開きました。

     

    これ(ペライチ)はすばらしいですね。

     

    やらない手はありません。

     

    僕らは、やりたい。やります。

     

    どうしたらいいですか?

     

    と。すると、一挙に「やろう、やろう」という雰囲気に変わりました。

    その流れにのり、一カ月後に「三時間で作れるホームページ」と銘打ったワークショップを実施。窯元さんだけではなく嬉野の商店街、旅館、お茶農家さんもマゼマゼして開催しました。

    参加者は、全然一人でできる方、wifiってなんですか、クロームってなんですか?な感じの様々な皆さま。しかし、さすがのペライチ。3時間後にはほぼ全員が「おお!?なんか出来たかも!!」な感じに至ることができました。

    ごちゃ混ぜの異業種に声をかけたのは、もう一つの目論見があったから。

    それは、この機会を通じて、コミニティを形成して欲しかったことです。この話は次回詳しく書きますが、ともかくも、ワークショップ終了後のわちゃわちゃしてる時にラインの交換会が始まりました。

    「ラインって自分にもメッセージ送れるんだねー」とか、セミナーより盛り上がっていました。

    まだまだな感じのものもありましたが、でも、いいのです!!ないよりは10000倍、1億万倍マシです。『自社の存在』を1億2000万人の日本人、65億人の地球人の目に触れさせる空間に身をおいたのだから。

    こうして、窯元全社がホームページを備えたのです。

    これってすごくないですか?

    WIFIってなんですか?な方もいたのに、ほぼ自力で頑張りました。

    頑張っているのは一人ではないこと、お互いに励ましてあっていたからだと思います。ほぼ、というのは、ある窯元さんが難儀している窯元さんをさり気なく手伝っているのを知っているからです。

    後半に続く・・

  • 市場の価値観ってなんだろう?

    市場の価値観ってなんだろう?

    なにか新しいことをやる時はトテモドキドキするものです。それが伝統を重んじる土地で、しかも、人様のビジネスである場合は特にドキドキ感は一層ハイパーになるのです。

    先日、始めた「えくぼとほくろ」という企画がそうでした。でも、最終的に「やろう」と思えたのは「市場の価値観ってどうなの?」と思ったことにありました。


    「えくぼとほくろ」とは:

    モノつくりにおいては、必ず「規格外品」が生まれます。全ての業界を知っている訳ではありませんが、磁器は比較的、多いのではないかと思われます。

    市場には、色々な観点で「価値基準」が設けられており、それを満たしてないものは「規格外品」として扱われ「市場に向けた流通」に乗ることが出来ません。

    肥前吉田焼という佐賀県嬉野市にある焼き物の産地では、その規格外品を愛情を込めて「えくぼとほくろ」と名付けました。「えくぼ」とは釉薬(上薬)のムラ、「ほくろ」とは絵の具や鉄粉などによる「黒点」のこと。他の規格外品もふくめ、それらを窯元6社で堂々と売りましょう!というプロジェクトです。

    ちなみに「えくぼ」はコレ。

    ん?

    なに?

    どこが問題なの?

    わかりませんよね。

    では、アップで、どうぞ!

    虫眼鏡がいります。

    では、こちらはどうでしょう。

    「ほくろ」

    ・

    ・

    ・

    わかりました?

    思わず、指でゴシゴシして、ホコリではないことを確認してしまうほどの小さなもの。もはや、間違い探しの域です。


    「えくぼとほくろ」をやりたいと言ったのは”自称”吉田のヨカ男。彼は肥前吉田焼という佐賀県でも知る人が少ない焼き物の産地にいるトテモ売れっ子の若手窯元です。「えくぼとほくろ」の名付け親でもあります。

    実際、彼は見た目も中身も「ヨカ男」です。彼との出会いは今から2年前。

    私は、予定されていた任期が1年ほど早まった時、たまたま眼の前にいた彼に「実は、今月でこの仕事終わりなんです」と雑談混じりに話をしました。すると、彼は、ソッコーで「じゃ、僕が雇います!」私も私で「はい、お願いします!」とソッコーで答えた記憶がおぼろげにあります。

    閑話休題。

    言いたかったのは、ヨカ男は、漢だ、ということです。

    ともかくも、そのヨカ男が「やりたい、やりたい」と言っていたのが「えくぼとほくろ」でした。でも、私はゼーンゼンやりたくなかった。なので3ヶ月くらい放置していました。

    やりたくない理由は2つ。

    1)B品を世に出すこと。
    2)安売りをすること。

    この2つをすると、ブランドを毀損してしまう、と思ったからです。ですが、ヨカ男の一言で、私の思考が回り始めました。

    それはお国関係のお偉いさん達を案内している時のこと。ヨカ男はいいました。

    僕たちは、環境破壊をしています。

    ハ?ナニ ヲ イッテオルノダ?→私の心の声。

    焼き物は、地球を穴だらけにして石や土を掘り出して粘土にし、それを大量の二酸化炭素を排出しながら焼いてつくります。僕ら、窯元は、地球環境を破壊している責任を全うするために、作った商品をなんとかして「世間の皆様に使ってもらえるモノ」にする義務があると思っています。

    なんと・・・

    ・
    ・

    私の脳みそをグルグルと回転させた、別シーンでの、セリフがもう一つ。

    商品が完璧にできたかどうかは、窯から出してみるまでは、わからないんです。職人さんは「ぺっぴんさん」をイメージして最後の最後まで手を抜かず、丁寧に作業をしています。

    でも、窯をあけてみたら「えくぼ」があった・・ということがあるのです。

    「窯元にとって自分が手がけたモノは自分の子供なんです。本当の子供だったら、えくぼがあってもカワイイじゃないですか。ぼくらも同じなんですよ。えくぼとほくろがあっても、かわいい子供なんです」「でも、それらは、検品ではじかれてしまうのです」

    この話を後ろのほうで聞いていた私は思いました。

    ・・・オモロイ。

    ほとんどの人は、焼き物が10以上の工程を手間ひまかけて作られていることを知りません。

    ほとんどの人は、職人さんが息を詰めながら、一つ一つとても丁寧に商品を作っている場面を見たことがありません。

    これを見せる。

    どんなに丁寧につくっているかを、見てもらうのです。

    窯元ってすごい!焼き物って面白い!に注力するのです。売れる売れないは、それがよければツイテくるハズだと。

    その後で、「えくぼとほくろ」がある商品を見たら、もう以前のアナタではいられない。焼き物が特別なものに見えてくるはずだと思いました。私がそうだったから。

    とはいえ、価格に関しては、定価でいくか/割引価格にするか迷いました。最終的には、各窯元さんに任せましたが、全体ルールとしては、割引価格はアリにしました。

    割引価格(定価の半額程度)にしたのは、人は、キズがナイ商品とキズがアル商品を見比べた時、同じ価格なら、キズのナイ商品を選ぶからです。日本人は、積まれた本の一番上にある本は買わず、下の方から買うんです。一度でも読めば表紙はキズつくのにね。服とか生鮮食品とかもそう。

    「キズがあるから安い」というロジックはつまらない。

    「えくぼとほくろ」がある商品は、流通にのせない分「経費」はかかりません。だから、安くできるのです。と言い切る。えくぼとほくろが「悪い(粗悪品)」から「安い」のではナイのです。

    話はここから2ヶ月前に遡ります。

    肥前吉田焼は、ブランドとかコンセプトがまだなかったので、窯元全員でブレストをしたことがありました。会議室でマジメ・ブレストをし、

    窯元さんの家で美味しい食事+酒を楽しみながら、膝を付き合わせてフリーダムな感じでもやりました。

    で、、完成したのは「暮らしにちょっとワクワクを」というコンセプト。これ、いいでしょ?知っている人は知っていると思いますが、吉田の雰囲気にぴったりなんです。

    あえて「肥前吉田焼」いう産地の名前も「焼き物」も「器」も入れない。段々畑があり、ここにしかない風情が残っている。この産地には、焼き物だけではない魅力があります。


    「ワクワク感のある産地」にを目指すのならアリだ。

    で、極めつけのひとこと。

    んー、でもですよ?この産地には、まだ壊れたら困るほどのブランドは出来てないですからねぇ。

    笑

    こうして、ようやく私の重い腰が動いたわけです。

    結果、多くのメディアに注目され、今では、この産地に人が訪れるようになりました。

    ●NHKのイケメンアナウンサー自らが取材にきてくれました。利根川さん、ありがとー!

    ●サガテレビの人気番組「わらしべ長者の旅」では2週間連続で吉田地区がレポートという快挙。メガモッツサイコー!

    ●佐賀のほぼ全ての新聞各社はどこも大きく取り上げてくれてました!見てください。このタイトル「愛の格安」って。解っていただけて嬉しいです(*⁰▿⁰*)。ある窯元さんは記事を額にいれて飾っていますよ。

    このメディア効果もあり、今は、毎日、人が訪れるようになりました。職人さんの手仕事を目を丸くして眺め、えくぼとほくろの商品を手にとって

    「え?こんな小さい点がダメなの!?」「あんなに丁寧に仕事をしていても、”えくぼ”ってできちゃうんだね」

    などと言ってくださり、誰も値切らずに、つけた価格のまま、嬉しそうにご購入されています。ちなみ陶器市では、悲しくなるような値切られ方をされる時もあります。

    「アナタ」の価値観に響いてくれた!だから、付けた価格を評価(納得)して買ってくれた。

    ぜひ、あなたの価値観で見てもらえると嬉しいです。「えくぼとほくろ」の詳細についてはこちらをご覧ください。吉田焼のブランディングは始まったばかりですが、期待大です。

    最後に、もう一つ重要なことを記しておきます。もともと「規格外品」は窯元さんにとってコストな(お金がかかる)存在でしかありませんでした。丹精込めて作った焼き物には社会で役に立って欲しいという想いに反して、売るに売れず、投げ売りをするか、産業廃棄物としてお金を払って捨てるしかない。それが、今は窯元の利益になっているのです。これを長年考えていたのが”自称”吉田のヨカ男こと、224 Pocelainの辻諭さんです

    私は市場原理が全てだと思ってます。ですが、市場(市場ってダレ?)決めた『価値基準』は果たしてどうなんだろう、と自分の固定概念を一度崩して、自らに問い正す良い機会でした。ありがとね、吉田のヨカ男さん(^^)

  • 窯元さんの想いが詰まった「産地見学会」を開催しました。

    窯元さんの想いが詰まった「産地見学会」を開催しました。

    勇気を振り絞って、参加しました・・・。

    と語ってくれたのは某有名美術大学の学生さんでした。

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    彼がそんな思いできてくれたのはデザインコンペを前提に8月26日に開催した産地見学会。

    産地見学会の集客は費用の関係で大きな告知ができず、定員30名(1回15名×2回)が集まるかどうか関係者一同とても心配でした。

    更に関係者をソワソワさせていたのは、この産地見学会の参加は費用は全て参加者の「自腹」だから。宿泊費も交通費も全て。電車や車で、ちょっとそこまで行ってくるね、という距離ではございません・・・。ここは九州ですし、福岡のような便利な地域でもなく、交通に関しては、ちょっと不便な所にある佐賀県は嬉野です。でも、そんな距離感にもかかわらず、東京からはもちろん、遠くは北海道、長野、屋久島からも、自力で来ていただけたのです。50人も!

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    イベントを行うと参加者の歩留まりは20%(申込者の2割はドタキャン)。なので、当日においでになる方は40人くらいかと見積もっていたのですが、欠席はたったの1名!なんという出席率でしょうか。

    (土日ではないので)有給を使い、10万円近くを払い、大きな勇気を振り絞って、ここまで来てくださったのです。

    ありがとうございます!!!!

    嬉しさいっぱいの主催者と若干不安げな参加者の皆さん。その中のお一人である冒頭の学生さんに聞いてみました。

     

    南雲:こういうイベントに「一人で」出席するのって勇気いりますよね。お若いですし、お金もかかるし、、あの・・私が聞くのもなんですが、、なんでまた応募しようと思われたんですか?

     

    学生さん:それは、このコンペが他のものと何かが違うと思ったからです。

    南雲:(!)あ、あの・・・どの辺がでしょうか?

     

    学生さん:まず入賞作品が商品化されるということ。

    他は、やはり「産地見学会」があること、、、ですかね。僕らとしてはどんな人たちがどんなところで作っているか見たい訳で。でも、そうは言っても、僕らだけでは産地まで来る勇気がない訳で、こうして企画を作ってくれるのは大変ありがたいことで、こちらの気持ちがわかる主催者や作り手の熱い気持ちが伝わってきて、なので「よし、行ってみよう!」って思いました。

    (じーん・・・よかった。窯元たちみんなで考えた意図が伝わったみたいデス)

    窯元見学では、かつて私がそうであったように、工場の暑さ(内部は50度になることも)に衝撃をうけ、

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    手仕事の力強さと繊細さに興味をもたれ、

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    職人さんにあれやこれやと熱心に質問され、

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    懇親会では、すでに窯元さんとタッグを組んでいる2名のデザイナーさんのぶっちゃけトークで経験談を聞き、

    1)五島史士さん@FUMIAKI GOTO design

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    2)馬渕晃さん@Akira Mabuchi Design

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    そして、お帰りになられました。多くの方に「コンペ、応募します」というセリフをいただきつつ・・

    参加された皆さんの目が輝いていたのが、とても嬉しかったのですが、同じくらいに嬉しかったのは、窯元さんたちの顏がいつもの何倍も輝いていたこと。

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    かつては30社近くあった窯元も今は8社になってしまいました。地域の活性化位は、最終的には地域の人たちが力を集結しないと難しいものですが、吉田地区の窯元さんたちは、決してあきらめない力強さと粘り強さ、それと”どことなく明るいキャラ”があり、とても頼もしい。どんなデザインがきても、俺らに任せておけ!な、底力にみなぎっています。

    コンペの申し込みは9月30日です。迷っている方は、ぜひ、勇気を出して応募してみてはいかがでしょうか。窯元さんたちも同じくらいの勇気を携えて、皆さまの応募をお待ちしています。

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    産地見学会の詳しいレポートはこちらをどうぞ。

  • デザイナーさん必見!コンペ開催!入選作品は賞金+商品化。

    デザイナーさん必見!コンペ開催!入選作品は賞金+商品化。

    入選作品は賞金はもちろん商品化するというコンペを行います。あなたがデザインしたものは、佐賀県嬉野の吉田地区で有田焼き(以降、肥前吉田焼き)を作っている腕ききの職人さんが作り、商品にまで仕立てます。

    商品化ということは、自分がデザインした商品が市場にでるだけではなく、商品の売り上げもロイヤリティとして入ってくるということですね。(くわしくはこちら)

    肥前吉田焼きは大きく分けると有田焼に属します。名前は知らなくても、商品をみれば、あ、あれか!というものはあるかと。

    例えば、こちら。

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    「水玉」の食器。昔の映画やサザエさんの中でみたことないですか?80年近くも前に作られたものが今も健在なのは普遍的なデザインだからでしょう。(副千製陶所:詳しくはこちら)

     

    それにこちら。
    20年前に作られた「TOTTOTTO」。これは富田一彦さんがデザインして「辻与製陶所」で作ったもの。機能的なのに美しい。ロングセラーなのもうなづけます。

     

    スクリーンショット 2016-07-22 12.09.11

    出展:JDN(http://www.japandesign.ne.jp/kiriyama/97_kazuhiko_tomita.html)

     

    あと、個人的に好きなのは、こちら。
    水玉の茶器が進化した醤油差し。なんて、愛らしいんでしょう。(副千製陶所:詳しくはこちら)

    スクリーンショット 2016-07-23 22.03.46

    もっと新しいものだとこちら。
    「副久GOSU」。呉須の色を5段階で楽しむ器。副久さんのこだわりである呉須を社長と一緒に作り上げたデザイナーはTAKTさん。メディアとアート系の友人にとても人気があります。(副久製陶所:詳しくはこちら)

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    更に更に、新しいものだと、こちら。
    今年のイタリアで開催された「MILANO SALONE(ミラノ・サローネ)」に出展されたもの。(224porcelain:詳しくはこちら)スタイリッシュで使いやすいデザインです。

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    冒頭にあげたコンペの背景にあるのは、吉田焼きを作る窯元さん8社の考え。
    ●デザイナーさんは自分の作品を商品化できないという課題がある
    ●窯元さんは、新しい視点をもった商品開発ができないという課題がある

    このコンペには売り手も関わってくれています。

    課題を抱える両者がタッグを組み、間に売り手と諸々の手続きや決まり事、それに、もの作りの基本をサポートするチームを備え、吉田焼きという産地がデザイナーの活躍の場になるようにして、産地の活性化を目指してみたい!ということです。

    あとですね・・・

    実はこの嬉野/吉田企画には公共空間のリノベーションなども手掛ける「オープンA」が関わっていて、空き工場・空き家などの空間資源を生かし、職、食、住、 自然が一体となった暮らし作りも目指しています。
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    20ヶ月前に、東京から有田にきて思ったのは、この土地にはクリエイティブな人が多いということ。地域の皆さんは文化度が高く、大抵の窯元さんはお茶をたしなみ、こだわりのものに囲まれた暮らしをしています。知識として得意なのは、歴史と化学と物理と美術。だから会話も面白い。

     

    パチンコ屋は街のはずれに1軒。映画館はなくて、本屋も少ないけど、近所(鳥栖)にアマゾンの配送所があるのでネットで頼めば1日で届くし、映画はHuluがあるからいいか。

     

    山がきれいなので農作物もちろん海鮮物はめちゃ美味しい。九州の山は落葉樹と常緑樹がまんべなく生えており、冬でも緑が豊か。豊富な食と綺麗な空気で、有田にくるたびに、健康になれるなぁ、と思います。

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    有田の棚田からみる夜明け

    外国人のバイヤーとかアーティスト(作家)も多い。中には長期間住んでいる人もいて、私は、その中の一人とたどたどしいスペイン語で話をして、語学をこっそり習得中。

    都会とは異なる刺激があって、東京との二重生活の私にはとても魅力的です。

    長くなりましたが、こんなことをやっている嬉野/吉田地区。
    コンペにちょっとでも興味ある、と思った方は、まずは8月26日に産地見学会を行うので、ぜひ、おいでくださいませ。コンペに出る/出ないは後からでも大丈夫です。職人さんに質疑応答の時間も用意しております!

    なお、遠方から、おいでになる方はこちらをご参照ください。(注:開催地は有田ではなくて嬉野ですので、佐賀空港からはリムジンタクシーがおすすめです。)

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    コンペの前後には”日本文化が大好きな”一般人向けの、雅(みやび)な企画も用意していますが、これはまたの機会に報告をかねて。


    <嬉野/吉田でまちづくり編>
    Vol1:最強の3大魅力(温泉×焼き物×お茶)がある嬉野で”まちづくり”をやります。
    Vol2:デザイナーさん必見!コンペ開催!入選作品は賞金+商品化。
    Vol3:窯元さん達の想いが詰まった「産地見学会」を開催しました。
    続く・・


    <私、有田でこんなことやってます。>の総集編の目次はこちら。
    ↓
    1)掃除をさせてください!から始まった仕事(信頼関係の構築)
    2)車を作るように焼き物を作ろう。(生産性)
    3)別名「夫婦ゲンカ」という名の「経営改善会議」(コミュニケーション)
    4)会計士さんを怒鳴ってしまったアノ日(財務会計)
    5)社長、これでは儲かりません。(利益と原価)
    6)ブランドは1日にしてならず。(ブランディング)
    7)『知っている』と『できる』は違う、ってそういう事か!(実行あるのみ)
    8)一人で生きていくのは難しい(コミュニティ形成)
    9)好きなものを作るのはマスターベーション?(コンセプトの重要性)
    10)どうして僕に継いでくれって言わないの?(後継者問題)

  • 最強の3大魅力(温泉×焼き物×お茶)がある嬉野で”まちづくり”をやります。

    最強の3大魅力(温泉×焼き物×お茶)がある嬉野で”まちづくり”をやります。

    ●日本最初の磁器「有田焼き」
    ●お茶栽培発祥の「嬉野茶」
    ●日本三大美肌温泉「嬉野温泉」

    日本人が大好きな魅力が3つもある佐賀県嬉野で、7月からしばらく、窯元さんのブランディグと、嬉野/吉田地区を活性化をお手伝いすることになりました。(有田でも働いてます!)

    嬉野の吉田地区にはプロジェクトで一緒に有田焼きのお仕事した「副久」さんもいます。「GOSU」を作った窯元さんです。

    この吉田に通い続けて20ヶ月。前職でお世話になったブルータスさんに、この魅力は他にはないからと有田、伊万里、そして吉田に来てもらいました。(この号に焼き物旅が載っています)。

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    ブルータスさんが取材をしている合間に、訪れた窯元さんと立ち話。

    私さ、6月末で東京に戻るかもしれないんですよ・・でも、まだやり残した感があって、もうちょっと有田にいたいんだけど、その仕事だけでは量として足りなくてさ、などと、言ったら・・・

     

    じゃ、僕が雇います!窯元と嬉野のために働いてください(^_^)

     

    ・・・・!?

     

    この「漢」な発言を放ったのは、写真の左側の人。辻 諭(つじ さとし)さん。ちなみに右側は彼のお父様。

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    ブルータス822(2016年4月15日号)の28ページより抜粋

     

    笑。何言ってんですか?

     

    と苦笑いしていたら・・・。

     

    南雲さんが、この地域の活性化になると思うことがあるなら、それを自由にやってください。

     

    本当はもっとフランクに「好きなことを自由にやっていいですよ」と言ってくれたのですが、そういうことだと理解しています。

     

    (・・・そ、それは・・非常に面白そうだ。)

    こんなに魅力的なコンテンツがあるのに、知られていないし。あんなことやこんなことしたら、たのしそうだし、あんな効果やこんな効果もあるだろうなぁ・・とぽわわわんとなり、

     

    はい、やります。

     

    と、またも、給料もわからないのに、お返事。

    地域の活性化には「スーパーマン」が必要だと考えます。
    武雄にはすごい図書館を作っちゃった樋渡さん、大学の友人には石川県の七尾に森山くん、鹿児島の長島に土井くん、教育という切り口で藤岡さんとか。観光の活性化では、観光をやばくしている前職の社長や、冷え込むビール業界にエール旋風を起こしたヤッホーブルーイングの井手さんもそうだ。

     

    共通するのは、どの人も「愛嬌があって」ちょっと「変」なとこ。もちろん仕事ができるのは大前提なので言うまでもないのですが、、

     

     

    つまり・・・

    愛嬌がある”知的な変態”ということかと。

     

    ビジネスのみならず社会において「愛嬌」があることは大きな強みです。残念ながらそれが少ない人もいるので愛嬌があることは、神様からもらったギフトだと思います。

    これ、辻さんのアップ。人と話す時はいつも口角があがってニコニコ顔なんですが、職人になっている時は真剣。

    tsujiyo03 (1)

    この辻さん。電話は必ずワライから入る。

    あ、辻でぇす。どーも⤴️どーも⤴️。

    がはは(←なぜ笑うのは不明)

    というわけで、嬉野の地域魅力だけではなく人にも魅了されてしまいました。

    ちなみに、彼が奔走する「嬉野」はここ。

    スクリーンショット 2016-07-23 13.09.24

    辻さんは、「嬉野」の茶畑の丘の上にある「吉田地区」にある「辻与」という老舗窯元の息子さんで自ら「224」というブランドを立ち上げました。

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    彼がやりたいのは「産業の活性化」と「産地の再生」。

    吉田地区ではかつて30以上も窯元さんがいましたが、今は8つに。産業規模はかつての5分の1に。

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    廃窯になってツタがからまった窯元。でも、これはこれで産業遺産的な魅力があります。

    産業が縮小すると街も元気がなくなります。その産業で食っていけないなら、外に行くしかないから。

    辻さんは自らの生業である「窯元」であることに使命を感じ、ここから旧態然とした流通システムにぐぐっとテコ入れし、新しい販路を開拓しつつ、現代のニーズに合った商品開発をする。そして、この土地独特の魅力的なモノや、空き工場・空き家などの空間資源を生かし、職、食、住、 自然が一体となった暮らしの姿を発信し、 チャレンジングな人材を引き寄せる、吉田地区のエリアイメージをつくり上げたい!!!

    だそうです。

    というわけで、早速、私は・・・と続くと長くなるので、また次回。


    <嬉野/吉田でまちづくり編>の目次
    Vol1:最強の3大魅力(温泉×焼き物×お茶)がある嬉野で”まちづくり”をやります。
    Vol2:デザイナーさん必見!コンペ開催!入選作品は賞金+商品化。
    Vol3:窯元さん達の想いが詰まった「産地見学会」を開催しました。


    <私、有田でこんなことやってます。>の総集編の目次はこちら。
    ↓
    1)掃除をさせてください!から始まった仕事(信頼関係の構築)
    2)車を作るように焼き物を作ろう。(生産性)
    3)別名「夫婦ゲンカ」という名の「経営改善会議」(コミュニケーション)
    4)会計士さんを怒鳴ってしまったアノ日(財務会計)
    5)社長、これでは儲かりません。(利益と原価)
    6)ブランドは1日にしてならず。(ブランディング)
    7)『知っている』と『できる』は違う、ってそういう事か!(実行あるのみ)
    8)一人で生きていくのは難しい(コミュニティ形成)
    9)好きなものを作るのはマスターベーション?(コンセプトの重要性)
    10)どうして僕に継いでくれって言わないの?(後継者問題)

  • 有田は「自転車」か「歩き」で回るのがオススメです。

    有田は「自転車」か「歩き」で回るのがオススメです。

    有田を回るなら、歩きか、自転車がオススメです。

    有田に来て、ああ、ここは焼き物の町だなぁ、と実感するのは、足元に陶片(江戸や明治時代のものらしい)があったり、家の窓から型などの焼き物が覗いてみえる時。

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    車だと、こんな素敵な景色をぴゅんっとすぎてしまうんです。とってももったいないと思います。

    古い家の歪んだガラスに顔を近づけてみると、ほこりをかぶった食器とか古い看板なんかがみえて歴史を感じます。景色だけではありません。山肌のひんやりした空気を肌で感じたり、田んぼの匂いなどを嗅いだ時には、なんだかハッとして、しばらく、その場に佇んでしまったりします。

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    とはいえ、歩くのはそれなりに体力も必要で、荷物もそこそこあるだろうと思う訳でして、最終的には自転車がおすすめです。
    有田町にはレンタサイクルがあります。なんと1日500円!詳しくはこちら(ページの中ほどにレンタサイクル情報があります)をどうぞ。

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    有田観光協会「ありたさんぽ」より(画面をクリックすると詳細情報に飛びます。)

    ちなみにオススメはこちら!たこ唐草(磁器の伝統的な柄の名前)が描かれているんです。有田にきたならば、やっぱり、これでしょう。どっぷり有田焼モードになってくださいませ。

     

    こんな小さなカゴじゃ、買った食器は収まらないよ、という方は、買ったものはひとまずそこで預けて、最後にタクシーで回収しつつ、有田駅に向かうなどをご検討ください。ただし、陶器市の時の自転車移動は、多分、ムリです。

    陶器市には人口2万人の町に100万人以上が押し寄せるのですから。山手線のラッシュ状態の中を自転車で通り抜けるようなものかと。そもそも貸し出しをしていないかもしれません。

    で、どこを回ればいいのかというと・・・

    まずはマップをダウンロードしましょう。
    ここ(有田観光協会「ありたさんぽ」)からダウンロードできます。(画面をクリックすると有田観光協会のページに飛びます。)
    スクリーンショット 2016-04-05 22.17.01.jpg

    加えて、ぜひ、ガイドさんの利用をおすすめします。自転車の時は、相談が必要になりますが、ガイドさんは1時間1500円から案内してくれます。人数によって価格は異なりますが、1500円の場合は5名までOK。
    ってことは5人だと一人・・え!?300円!?
    ちょっと安すぎる気もしますが、まぁ、いいです。ともかくも利用しない手はありません。ちなみに私が会ったガイドさんは某有名窯元の元職人さんでした。歴史から作り方から、オススメの窯元さんとかばっちり教えてくださいました!ガイドさん情報の詳細はこちらから。

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    有田観光協会「ありたさんぽ」より(画面をクリックすると有田観光協会のページに飛びます)

    有田の楽しみ方は「地面」を見ること、そして、その上にある様々なものを見ることにあると思います。

    というのは、私は1年半前に、スペイン700キロを46日かけて歩きました。

    スペイン

    ピレネー山脈から砂漠地帯をぬけて雨の多いガリシアまで、10キロのバックパックを背負って、熱射や大雨の中を一路、西を目指しました。そこで実感したのは、その土地の文化を形成しているのは「自然環境」だと。

    なぜ、有田が磁器の街になったのでしょうか?

    それは磁石があったからです。
    そこから磁器がうまれ、それを生業(なりわい)にする人が集まり、コミュニティが生まれ、それが産業へと発展しました。

    日本初の磁器が生まれたこの土地で、好みの焼き物を探しつつ、この土地にしかない「空気感」や「思い」を感じてください。貴方の生活のお仲間になった食器達にも、より一層、愛着がこもると思います♪

    ぜひ、有田を楽しんでください。

    ▼有田観光協会
    【住所】佐賀県西松浦郡有田町岩谷川内2-8-1
    【電話番号】0955-43-2121
    【営業時間】8:30~17:15
    【サービス内容】
    ・観光のご案内
    ・レンタサイクルの予約・貸出(普通自転車・電動アシスト付き自転車)
    ・観光ガイドの受付
    ・ホームページ「ありたさんぽ」
    ・Facebookによる情報発信

  • 有田までのベストな行き方教えます。

    有田までのベストな行き方教えます。

    有田で仕事をするようになって1年8ヶ月。数えてみたら、30人以上の友人知人が有田にきてくれました。会えなかった方を入れるともっと多いのですが、東京からはるばる来ていただき、ありがとうございます。先日は東京から公私共々とてもお世話になっているホニャララさんがおいでになり、数十万円(推定40万円)ほど焼き物をお買い物をされて大変ウキウキとお帰りになられました。

    それにしても、ここにきた人は、メディアの皆さんも含め、なんとまぁ嬉しそうに、焼き物地獄にはまっていくのだろう・・・。

    その人の好み(メディアの場合は、読者の好み)は予め、調べておき、150もの窯元さんの中から、好きそうなお店や窯元に案内するのからだろうけれど、見たこともない焼き物や窯元さんの話で、目の色をかえて、興奮するさまを見るのは案内しがいがあるものです。

    それもこれも前職の広報の鬼上司に鍛えてもらったおかげでございます。悔し涙がでるほど鍛えられると、そこそこ形になるもんですよ。私に仕事というものを教えてくれた歴代の上司と先輩にはマジで感謝しています。

    ともかくも、そんな友人たちのほとんどが口にする最初の質問は・・・

    で、、有田って、どこにあるんだっけ?

    ・・・・知らずに来てくれるんですか・・・。ありがとうございます!

    有田はですね。
    佐賀県にあるんですよ。はい、ここ。オレンジに色をつけてあげました。

    スクリーンショット 2016-01-23 13.28.13

    有田は、佐賀の中で、長崎県よりにあります。
    はい、ここです。

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    で、行き方はですね。
    東京からおいでになる人は基本的に飛行機なので空港を「お好み別」に振り分けてみました。

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    非常に、ざっくりしているので、空港別にメリット/デメリットをご紹介します。

    福岡空港 佐賀空港 長崎空港
    有田までの所用時間 電車:90分
    車:90分
    車:80分 車:40分
    有田までの費用(片道) 電車:3000円前後
    レンタカー:?
    レンタカー:1000円
    リムジンタクシー:2000円
    レンタカー:?
    メリット 1)便数が多い。
    福岡空港はJAL、ANA、スカイマーク、ジェットスター、スターフライヤー、ピーチなどが就航しているので便数の多さでは九州ナンバー1。
    2)有田駅までは電車でほぼ1本
    空港駅→(2分)→博多駅→(特急みどりで90分)→有田駅。1名でおいでになる場合は2枚切符を。2名の場合は、4枚切符がお得です。どちらも博多駅で普通に買えます。補足:電車は時間に正確で確実です。レンタカーについては特別サービスはありません。
    1)レンタカーが安い。
    24時間1000円で借りられます!詳しくは、こちら。ただし、このサービスは2017年3月31日まで。2)リムジンタクシーが安い。
    片道1人2000円で有田の街中までこれます。荷物を持つ必要もありませんし、飛行機がおくれても、待っていてくれます。詳しくはこちら。また、リムジンタクシーはバリスタタクシーになることも!詳しくはこちら。3)737円の航空券!
    交通費にお金はかけたくない!という方は毎月7日の春秋航空のWEBPAGEにGoです。成田<>佐賀を737円という驚き価格で限定発売しています。補足:有田の街自体はそんなに広くないのですが、嬉野、唐津なども行きたいなぁという方はレンタカーが良いでしょう。1泊2日でこじんまりと回りたいという方はタクシー移動かガイドツアー(1時間1000円〜)を頼んでは。有田タクシー/西肥亀の井タクシー
    1)車で40分(最速!)

     

    補足:長崎空港から有田までの風光明媚は3空港の中でナンバー1だと思います。世界初の海上空港であり、大村湾の美しさは本当に見事です。

    デメリット 1)飛行機が遅れたら予定がくるう。
    有田までの特急電車は1時間に1本。飛行機が遅れたら1時間待ちます。
    2)移動が大変。
    博多駅の乗り換えはちょい大変です。東京駅で京葉線<>新幹線に乗り換えるくらいでしょうか。わからない人は聞かなかったことにしてください。ともかくも時間に余裕をもって移動してください。
    1)飛行機の本数がすくない。
    ANA、春秋航空のみで本数も少ないので、時間に制限がある方や予約が取れないこともあるかと思います。
    1)特別なサービスはありません。
    レンタカーの特別サービスやリムジンバスのサービスはありません。乗り継ぎをしないと電車もありませんので、レンタカーを借りるがベストでしょう。

    以上を踏まえたBEST WAY TO ARITAは・・・

    ▶︎飛行機は「ANA」を使い、行きは「佐賀空港」、帰りは「福岡空港」を予約します。

    ▶︎行き:佐賀空港からはリムジンタクシーで有田まで。飛行機が遅れてもタクシーは「あなたのために」来ているのですから「必ず」待っていてくれます。しかも、営業表記では「所要時間は80分」と書いてありますが、「実際は60分程度」で有田に着いちゃいます。

    ▶︎有田での観光や買い物は自転車で。自転車なんてかっちょ悪いわ、というセレブ(含む自称)の方は、上記に掲載しているタクシーをご利用ください。また、商工会議所が企画している「うつわ男子」というスバラシーサービスもあるので、完成したら、改めてご紹介しましょう。

    ▶︎帰り:特急みどりの時間を調べて、それに間に合うように有田駅にいってください。帰りは電車をお勧めする理由は、タクシーだと時間に余裕をもたないとならないため、早めにピックアップされてしまうから。といっても、荷物を持つくらいなら空港で1時間くらい待っても平気よ、という方は行きも帰りも「佐賀空港」プラス「リムジンタクシー」をご利用ください。

     

    Have a nice trip and shopping in ARITA!

    なお、このデータは2016年4月1日のものです。ご参考にしていただきつつも最終的にはご自身で調べて有田までおいでくださいね。

  • 日本初のバリスタ・タクシーできました!

    日本初のバリスタ・タクシーできました!

    タクシーにバリスタ乗せたら面白くないですか?
    こんなノリで始まった企画がようやく完成し、ついに2016年1月末から佐賀空港<>有田町のリムジンタクシー(片道1人2000円)運行が始まりました。有田にいらっしゃるベストウェイは佐賀空港+リムジンタクシーです。(詳しくはこちら)

    ともかくも、先日、ようやく、乗ることができましたので、その便利さと快適さをお伝えしましょう!

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    佐賀県<>有田町の送迎もやっています。片道1人2000円 要予約:0955−43-2121 観光協会

    車内で極上のコーヒーが素敵な有田焼で飲めるんです。
    しかも飲み放題!

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    コーヒーマシーンはネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ。コーヒーはネスカフェ香味焙煎。

    バリスタタクシーは有田の観光タクシーとしても利用されている一方で、佐賀空港と有田町を結ぶリムジンタクシーとしても活躍しています。

    佐賀空港から有田までは片道1時間半。のどかな田園風景をコーヒー飲みながら快適ドライブが楽しめます。

    しかも、たった2000円。

    そういえば・・有田までどうやっていけばいいの?という問い合わせがとっても多いことを思い出しました。次回、まとめてお知らせします。

    ともかくも、このタクシーはとても人気があり、関係各所から台数を増やして、、とお願いしていますが、少し様子見なところもあるので、ぜひ、みなさん、活用してください。

    こちらが、このタクシーの発案者である有田タクシーの社長「三枝(みえだ、と読みます)」さん。
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    このバリスタタクシーのきっかけとなったのは、いくつかステップがあり、最初のステップは、前職で親しくしていたネスレのKさんに「美味しいコーヒーは本物で器で飲んだほうがより美味しい!」と力説したことから始まります。

    「それいいですね!じゃ、有田焼きでカップ&ソーサーを作りますか。」と。

    ノリの大変よろしいKさんはプライベートのついでにひょこっと有田までおいでになりました。かつての私同様、焼き物の作り方を知らないKさんに、ここまでは簡単にできるが、ここからは難しい、だから、こうしてああすると、こんな感じになります、とお話ししました。

    異業種コラボはお互いに知らないことを学び、その上で、お互いの強みを生かそうとすると、とても良いものができます。

    完成品はこちら。じゃーん。

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    収穫最盛期の中でもごく限られた期間で収穫された「厳鮮豆」を使用したネスカフェ 香味焙煎専用のカップ&ソーサーの完成!ちなみに、このコーヒーは、コーヒーの抽出液に微粉砕のコーヒー豆を混ぜてから乾燥させたものだそうです。香りが画面からただよってきそうなシズル感たっぷりなCMもしびれます。

    ちなみに、このカップ&ソーサーを作ったのは幸楽窯。次々と提案がでてくるのは、マーケティング思考とモノツクリが好きで、ノリが良い社長だからでしょうか。

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    幸楽窯でアーティストが窯焼きに使う廃材でつくった作品

    そんな人たちのご縁が発展してバリスタタクシー完成とあいなりました。

    オモシロイもの好きだと、やっぱり面白い企画に発展すると思います。有田のような伝統と歴史に培われた町で、異色のことをやろうと思うと、いろいろなハードルはありますが、そんな人たちも応援していければと思っています。

     

    ▶︎リムジンタクシー
    利用希望日の前日17時までに予約。お一人様からでもご利用いただけます。
    予約受付時間:8時30分~17時 (予約は利用希望日の前日17時まで)
    連絡先:有田観光協会(0955-43-2121)
    料金:片道1人2000円
    詳細:http://www.arita.jp/news/002362.html
    注:ただし、リムジンタクシーがバリスタタクシーになるかどうかは限定されており奇数月(1,3,5,7,9,11月)の運行と他の予約、それに人数の関係でその限りではありません。まずは、ご確認を。

    ▶︎幸楽窯 徳永陶磁器株式会社 :http://kouraku.jp.net/
    〒844-0023 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2512
    TEL 0955-42-4121

  • 有田に来るなら覚えよう!「ばってん」と「そいぎんた」

    有田に来るなら覚えよう!「ばってん」と「そいぎんた」

    私、有田に馴染んできたためか、だんだん容赦なく、有田弁で話かけられるようになってきました。

    いえ、全然、構いません!
    むしろ、どんどん有田弁でしゃべって欲しいです。英語と同じで使わないと上達しませんから。

    私が耳にする有田弁の中で、耳に残る単語が2つあるので、有田に来る方は、ぜひ覚えていただければと思います。それは・・・

    「ばってん」
    と
    「そいぎんた」。

    「ばってん」は、テレビでもよく使われます。初めて聞いた時に心の中「わー、ほんとにバッテンっていうんだ!」と嬉しくなりました。トウキョウモンにとって方言は基本的にうれしいです。

    有田でよく使われる単語 意味
     ばってん ・だけど/しかし(逆説の接続詞)
    ▶︎英語で言うと「but」
     そいぎんた ・だから/よって(順接の接続詞)
    ・またね〜(別れの挨拶)
    ▶︎英語で言うと「that’s why」とか「so」と「See you (soon)」

    ▶︎ばってんの用法)
    このミカン、きれいな色しよっとねー。ばってん、おいしくなかー。
    意味:このミカンは色はいいがマズイ。

    ▶︎そいぎんたの用法)
    このミカン、きれいな色しよっとねー。そいぎんた、うまかー!。
    意味:このミカンは色がいいからウマイ。

    「ばってん」は逆説の接続詞なので、前の文を否定する時に使います。そして「そいぎんた」は前の文と同じ意味で続ける時に使います。つまり、順接の接続詞です。

    でもですね。間違って使っている有田人は少なくないんです。例えば、以下のように使っている人もいます。

    間違った使用例)
    このミカン、きれいな色しよっとねー。そいぎんた、たいしておいしくなかー。
    意味:このミカン、色がいいから(?)、ウマくない。

    このように前の文章で「きれい」という良い意味の文節がありながらも、続く文で「まずい」と逆説の文があるに「そいぎんた」を使う人が結構います。なので、私は「ばってん」と「そいぎんた」は同じ意味なのかと思ってしまいました。

    どうでもいいといえば、どうでもいい話です。笑。

    ところで九州では「離合(りごう)」ってよく使うそうですね。
    これ、ほぼ100%県外の人はわかりません。意味は、車が「すれ違う」ことを言うらしく、場合によっては話がかみ合わない時などにも使うらしいです。

    更にどうでもいい話ですが、有田で、トウキョウモンの私に、遠慮なく「有田弁」を使ってくる人がいます。それはこの方。 ↓ 瀬兵窯の社長。

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    ベスト オブ アリタベン スピーカーです。
    He is the Best of Arira-BEN speaker.

    瀬兵窯は友人にとっても人気の窯元です。その紹介はまた今度!

  • 有田でのギョー活はここ!「餃子会館」。つまみは「もしもしラーメン」

    有田でのギョー活はここ!「餃子会館」。つまみは「もしもしラーメン」

    餃子って、ムショーに食べたくなる時がありませんか?
    有田で餃子が食べたくなったらここへいきます。
    餃子会館
    正確には有田ではなくて、有田から車で20分の武雄にあります。
    ここの餃子は「ホワイト餃子」系列。

    IMG_3173

    こんな感じ↓
    ホワイト餃子なんですが、相模原や巣鴨で食べたものとはちょっと違います。
    IMG_3171

    私は食べなれた相模原や巣鴨のほうが好みですが、まぁ、いいです。餃子が食べたいんですから。クルマなのでビールが飲めない悔しさを餃子にぶつけ、2枚たのみます。つまり、16個。カウンターで一人黙々と餃子(だけ)を食うオンナが1名。

    しかし、今日は、なぜか、ふとラーメンも頼んでみたくなりました。
    その理由は「ラーメン」の名前が「もしもしラーメン」だからです。IMG_3169

    ・・・・

    「もしもし」って、なんだろう?

    もしかしたら「もやしもやしラーメン」なのかもしれない。

    口をすぼめて言ってみると「もしもし」と聞こえなくもないです。

    「もやし」が入っているのでしょうか?

    正解はこれ。

    どーん。

    もやしは一本たりとも入っていません。
    「もしもし」の名前の由来はわかりませんが、まぁ、いいです。
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    書いておいてなんですが、私は麺類は大好きなんですが、豚骨はちょっと苦手。苦手な豚骨を食べてしまう。そんな夜もあります。

    ▶︎餃子会館
    住所:佐賀県武雄市武雄町昭和3-4
    電話番号:0954-22-3472
    営業時間:毎週木曜日/年末年始
    http://white-gyouza.co.jp/branch/takeo.html