into 地域で頑張る人たち

農業も窯元も「サービス業」のスキルが必要な時代へ

じゃーん!まずは、イケメン揃いの写真をどうぞ。これは、先日、訪れた「嬉野茶のイベント」のスタッフ写真です。

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お茶の写真ではなく、メンズの写真を最初にあげてしまうのは私の好みが「メシよりメンズ」だからです。ではなくて(そうでもないですが)、感動は「人から」だと思ったので人の話から。

とはいえ、この写真、カッコつけすぎじゃないか・・・と思いました。

そんなことを思っていたら、「この人たちは、実は、農家さんなんです・・・」と関係者のお一人が私に耳打ち。

え!まじっすか!?

今は、真っ白なマキシサロンつけて、おすまししているけど、普段は汗くさい(単なるイメージ)ツナギをきて、泥まみれ(単なるイメージ)の長くつをはいて畑にいる人たちなんです・・・か?

かっこえええ・・・

・・・ギャップに弱いタイプです。

で、これはなんのイベントかというと、嬉野の魅力である「嬉野茶」に特化した「嬉野茶寮」という”究極の嬉野茶が飲めるカフェ”です。

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フードメニューの写真は撮り忘れたので、販売用のお茶メニューで説明しましょう。

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このカフェでは、嬉野の農家7社がそれぞれ一級茶葉をもちよって、各社1種、全部をミックスブレンドした1種、合計8種のお茶と佐賀銘菓でつくったスイーツを楽しめます。

お茶を入れてくれるのも、お茶農家さんです。

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流れるようなお点前。茶葉を知り尽くしている農家さんならでは。

私は、このメニューから「田」を選びました。玄米茶とありました。選んだ理由は特にありません・・・。なんとなく・・・です。すみません。

で、オーダを取りに来られたお兄さんに「田」(メニューの上から6個目)ください、と伝えると・・

満面の笑みで「ありがとうございます!」

ん?

と、ポカンとしていると、

「あ?知ってて頼んだんじゃないんですか?」

実は前日も広報のアテンドで会場にいて、編集さんには、そんな話をしたらしいのですが、私はちゃんと聞いていませんでした。重ね重ねすみません・・。

「このお茶に入っている”茶葉”はもちろん”お米”も僕が作っているんです・・。」

え!

そうなんですか!

と興味津々丸で身を乗り出すと、

このお茶はですね・・・とご説明が始まりました。最初に言っておきますと、全然、おしつけがましくない言い方で、私の呼吸に合わせて会話してくださっています。


玄米茶に使われるお茶は、一般的には大衆的な茶葉が使われることが多く、僕が作るものもそのように見られることが少なくありません。

というのは、お茶はそもそも高貴な方が飲むものなので高いのです。
庶民はなかなか高価なものが買えないので「かさまし」するために、普段使っている「米」をお茶に混ぜて飲んでいました。それが「玄米茶」なんです。

でも、僕は味わいや色にもこだわりたかったので一級茶葉を使っているんですよ。それに、「お米」もこだわって2種類入れてあるんです。

色が美しい「精米」を炒ったものと、香りが豊かたな「玄米」を炒ったものと。

どちらも僕の棚田で作っているんです。

それがこちら。スクリーンショット 2016-09-13 14.24.26.png

 

おいしーー!

お兄さんの言った通りだわ!たしかに香ばしいし、色合いも美しい・・。お土産にも買うぞ!などなど・・私の頭の中でいろいろなイメージが広がってきました。

こうした会話は美味しさを倍増するだけではなく、とても楽しいです。

会話によって「モノ」の価値は格段にあがるだけではなく、「感動体験」を、味覚を判断する右脳(感覚脳)と言語を判断する左脳(言語脳)の相互作用によって、濃厚な体験として記憶にとどめます。

更に重要なのは、接客スキル。
お客様との間合いをとったり、目線を上手に合わせるのは訓練が必要です。

思った通り、接遇研修もちゃんとあったそうです。元サービス業の広報だった身としては、その辺のチェックは厳しいです。

職人さんと言えども、わしゃぁ、不器用ですけん、は、もう通じない時代だと思います。

これは窯元さんを見ていても、そう思いました。きちんとした挨拶は重要ですし、丁寧にしかもきちんと自社のこだわりを語るというのは必要不可欠なことです。

さて、おまけのようで恐縮ですが、スイーツも絶品でした。

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ねりきり&玄米茶(かえしの上にある茶葉はお土産用。にくい心使いでアル)

 

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晩夏パルフェ(出された状態)

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自分でツメツメした状態

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佐賀ぼうろwith3種のマスカルポーネ

 

ちなみに、ここでの主役はあくまでも”お茶”。

スイーツを頼んでも頼まなくてもお茶の値段は一緒です。

で、サービスマンであり、茶農家さんであり、米農家さんでもあるのが、こちら。

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カフェ仕様の松永浩二さん

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こちら作業着バージョンの松永さん。

このイベントに関わったのは総勢35人。異業種でその多くは経営者だったりする猛者達を実にエレガントでマイルドにまとめたのが嬉野温泉の老舗名旅館の若社長の小原さんとの北川さん(真ん中のスーツのお二人)。

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次回は11月3、4、5、6日に開催予定です。
前回は、カフェもバーも和多屋別荘で開催でしたが、秋は、カフェは「和多屋別荘」、バーは「旅館大村屋」で開催です。その時期に、佐賀にいらっしゃる予定がある方は、必ず、お立ち寄りください。後悔しませんから♪

詳しい情報については、近くなりましたら「和多屋別荘」もしくは「旅館大村屋」で検索してみてくださいませ。

★★嬉野の魅力と共進する肥前吉田焼き。そのコンペ締切は9月30日まで。詳細はこちら


 

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