有田に観光にきたら、ここがおすすめということを書き綴っています。

  • バックヤードで器を掘り出そう!幸楽窯

    バックヤードで器を掘り出そう!幸楽窯

    うわーーー♥
    すごーい!この食器の海!!!

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    ここは、慶応元年に創業した老舗窯元「幸楽窯」。以前、紹介したカオスでアートな窯元です。

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    以前、紹介したブログを読んでいない人は、こちらも合わせてご参照ください。ちなみに、とってつけたようで恐縮ですが、商品もとっても素敵です。日本の観光をヤバくするアノ会社や世界最大級の飲料メーカーに認められているのですから。商品についてはいつか紹介します、いつか。

    今回の主人公は「倉庫」。

    ここには現代のものや四半世紀前のお宝である「焼き物たち」が眠っています。

    その様は、まるで海!

    溺れそうに広く、
    底が見えないほど深い。

    目を凝らすと、ほこりや土の合間からは「なにかステキなもの」が見え隠れしています。

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    ここに来た人は、この焼き物の海に、軍手をはめ頭にはヘッドライトをつけてダイブ。買い物カゴにいっぱい焼き物を掘り出すことができます。そう、それは、まさしく「宝探し」 。

    ここには、決して表には出回らない「仕掛品(しかかりひん、つまり制作途中のもの)」があったり、 窯元も知らないお宝が眠っていたり。なんじゃこりゃ!?な不思議なものも。これ素敵ですね、と窯元に見せるとなんとも微妙な顔で「それはかつて16000円だったんだよね」とかの掘り出し物もあり、とにかく楽しい!

    ガイドは5ヶ国語話すピメンタという瞳のキレイなブラジル人のお兄さん。天才的に面白い。有田のMUST GO !な窯元です。ちなみに今発売のGQにも掲載されています。1日の定員は10名まで、とのことと前日までの予約だそうです。詳しくは文末のURL先にある窯元のHPで確認を。

     

    老いも若きも、男も女も、
    ジャパニーズも外国人も、
    Let’s dive into the ARITA-DUST!

    2月24日発売のGQでも紹介されています!
    詳しくは、今、発売されているGQをご覧くださいませ。

    トレジャーハンティングの申し込みは「こちら」から。

    ・開催:毎日10時・13時に開始(平日は当日連絡可能、土.日曜・祝日の申込は前日15:00まで必須)
    ・1日定員10名様(定員になり次第締切)
    ・所要時間:〜2時間
    ・電話:0955-42-4121(幸楽窯:トレジャーハンティング受付係りまで)
    ・お名前/人数/連絡先電話番号/交通手段をお伝えください。
    ・住所:〒844-0023 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2512
    ・交通:有田駅からバスで5分「丸尾住宅前」で下車。徒歩3分。

    幸楽窯 徳永陶磁器株式会社 :http://kouraku.jp.net/
    〒844-0023 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2512
    TEL 0955-42-4121

     

  • 「有田焼きブランド」を超えている「柿右衛門ブランド」

    「有田焼きブランド」を超えている「柿右衛門ブランド」

    前回、前々回と「柿右衛門窯」について超簡単にご紹介しましたが、そもそもこの窯元に来るきっかけを作ってくれたのが友人のSちゃん。(白い帽子)彼女は見かけによらずアートとかの美術品を扱うオークション会社の取締役(だった)。

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    話は一年前。Sちゃんと有田の話をしていたら、美術や芸術に大変詳しいであるにもかかわらずに彼女は、

    柿右衛門って有田焼きだったんだー!
    と、のたまいました。

    へ?

    なんだと思っていたの?と聞くと、

    ・・カ、カ、カキエモン・・・♪( ´▽`)

    !

    「柿右衛門ブランド」は「有田焼ブランド」を凌駕している!(少なくともSちゃん中では)

    そういえば、大昔にアメリカで仕事をしていた時に、同僚のアメリカ人から

    「ゼロックス プリーズ」

    と言われたことがありました。その時に、へー、アメリカではコピーのことを企業名である「ゼロックス」っていうんだと思ったことがありました。その時の感覚に似ています。

    一般名詞としても使われている「セロテープ」や「宅急便」は実は企業名ってことを知らない人もいると思います。

    これらのブランドは機能が固有名詞になっていて、それはそれですごいんです。

    ですが、ブランドは「世界観」です。作る側が訴えたい「世界観」が消費者の「価値観」にビビビっとくれば、ブランドがあると言えるでしょうが、ことはそう簡単ではなく、緻密な仕掛けと地道な努力が必要です。

    今日はここまで。次回は地道な努力について。
    いつも夫に、前のも読めてないのに、次が来ちゃった♪( ´▽`)と言われるのでドンドン短く。

     

  • 柿右衛門窯にある「柿」を語れれば、焼き物ツウに。

    柿右衛門窯にある「柿」を語れれば、焼き物ツウに。

    前回につづき、柿右衛門ネタです。トヨタとも異なる、この日本ブランドのあり方というか成り立ちについて色々思う所がある今日この頃です。

    さて、酒井田さんにご案内されて庭に。ふと、上を見ると、柿が実にいい感じに・・・。

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    おお!?
    あ、あれが「柿右衛門」の柿ですね!

    と少々コーフン気味に質問。

    「柿右衛門」は、教科書にも載ったお話であり、歌舞伎の演目にもなっています。

    その昔、有田焼の色は青(呉須)しかありませんでした。初代柿右衛門こそが、この「赤」を生み出したのです。その開発には大変な苦労があったそう。

    以下、教科書から原文のまま抜粋。(太字は南雲による脚色)


    「あゝ、きれいだ。あの色をどうかして出したいものだ。」 

    日頃から自然の色にあこがれていた喜三右衛門(のちの柿右衛門)は、夕陽に照らされ「珊瑚珠」の様に輝く柿の実の色の美しさに打たれて、居ても立っても居られなくなる。磁器に焼付ける色の中でも赤は最も難しい。当時は不可能とも思われていた技術の開発は困難を極めたが、喜三右衛門はひたすら熱中し、研究を止めようとしない。

    人は此の有様を見て、たはけとあざけり、気ちがひと罵つたが、少しもとんぢやくしない。彼の頭のなかにあるものは唯夕日を浴びた柿の色であった。
    かうして五六年はたつた。或る日の夕方、喜三右衛門はあわたゞしく窯場から走り出た。
    「薪はないか。薪はないか。」
    彼は気がくるつた様にそこらをかけ廻つた。さうして手當り次第に、何でもひつつかんで行っては窯の中へ投込んた。
    喜三右衛門は、血走つた目を見張つてしばらく火の色を見つめて居たが、やがて「よし。」と叫んで火を止めた。
    其の夜喜三右衛門は窯の前をはなれないで、もどかしそうに夜の開けるのを待ってゐた。一番鶏の声を聞いてからは、もうじつとしては居られない。胸をどらせながら窯のまはりをぐるぐる廻った。いよいよ夜が明けた。彼はふるへる足をふみしめて窯をあけにかゝつた。朝日のさわやかな光が、木立をもれて窯場にさし込んだ。喜三右衛門は、一つ又一つと窯から皿を出してゐたが不意に「これだ」と大声をあげた。

    「出きた出来た。」

    皿をさゝげた喜三右衛門は、こをどりして喜んだ。
    かうして柿の色を出す事に成功した喜三右衛門は、程なく名を柿右衛門と改めた。

    (旧仮名遣い、原文のまま)

     

     


     

    この話は歌舞伎『名工柿右衛門』として、片岡仁左衛門の名演で人気を博しました。

    「あの柿が柿右衛門の原点なんですね!(≧∇≦)」

    と私が元気よく言うと、酒井田さんは、大変優しく「あれは諸説ありましてね。うふふふ」と微笑まれました。

    なにはともあれ、こうしてご当家の方にご説明をうける「一次情報」を得たことは、なにか非常に得した気がしています。

    柿右衛門窯は春は「桜」。

    秋は「柿」が非常に素晴らしいです。とても絵になるのでぜひおいでください。

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    桜の時期の柿右衛門窯

    ▶︎柿右衛門窯
    住所:佐賀県西松浦郡有田町南山丁352
    電話番号:0955-43-2267
    営業時間:年中無休 9:00~17:00 (ただし年末・年始は除きます)
    http://kakiemon.co.jp/

  • 「柿右衛門窯」に行ってきました。

    「柿右衛門窯」に行ってきました。

    先日、有田焼きのナンバーワンブランド「柿右衛門窯」に行ってきました。柿右衛門って誰?という方に簡単にご紹介しましょう。簡単に言うと歴史を作った窯元です↓

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    柿右衛門のココが(も)すごい!(焼き物をよく知らない方は、ぜひ読んでください)

    有田焼は昔、色が青色(呉須)しかありませんでした。その単色の世界に初めて赤の色を生み出したのが初代柿右衛門です。この手法は、日本だけでなく遠く海外まで影響を与えました。それは、磁器の発祥地景徳鎮にさえも。柿右衛門の器はある意味で「和の美、その極み」。また、その「余白取り」は明らかに後世の美術、また日本料理にも深い示唆を与え「器は料理の着物」と言われるようになったのは、まさしく、柿右衛門あってのことでしょう。

     

    と、まぁ、有田に来たら誰もが一度は行ってみたい窯元だと思います。ショップや庭は営業時間であればどなたでも入れるのですが、今回は、特別に中も見せていただくことに。いろいろ衝撃があったのですが、最初の衝撃は、こちらの窯です。

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    え!!!!? 

    ま、薪窯!?(O_O)

    これは私もびっくりしました。
    だって、ほとんどの窯は、電気で「自動制御」できるガスを使っているからです。薪ということは、火加減や時間などは「手動」ってことです。職人さんが経験と知識、それに歴史的に培った技術を駆使して焼き上げなければいけないってことなんです。

    その大変さ、難しさをイメージしてみましょう。
    ・
    ・
    ・
    薪で「ごはん」を炊く VS 電気ジャーで「ごはん」を炊く

    で、想像してみると、その大変さはお解りになるかと思います。

     薪で「ごはん」 電気で「ごはん」
     スクリーンショット 2016-02-12 13.16.31 VS スクリーンショット 2016-02-12 13.17.27
    薪は重いし、汚れるし、煙もすすもでるし、火つけも火力調整も大変。 スイッチポン。食べたい時間に炊き上がります。

    「焼き物」と「ごはん」との共通点は、”途中で絶対に蓋を開けてはいけないこと”。そして「焼き物」と「ごはん」大きな違いは、失敗した時のリスクの大きさ。

    ●「ごはん」を炊くのを失敗した場合は、家族に罵倒されるか「ごはん」の代わりに「うどん」でもすする程度でしょう。
    ●「焼き物」を焼くのを失敗した場合は大変です。丹精込めて形成し、何時間もかけて絵付けされた商品達がパーに。その月の売上がなくなります。これは大変なプレッシャーです。ゆえに、昔から窯を焚く人は「窯焼きさん」と呼ばれ、ほかの職人とは一線を画す待遇だったそうです。

    窯焼きは丸2日間以上(約45時間)ぶっつづけで行われます。

    その薪の量もすごい!

    どーん。

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    1年分ではありません。1回分です。約1000束使うそうです。

    さて、今回、ご案内をいただいたのは、酒井田正宏さん。柿右衛門の顧問をされてらっしゃいます。

    ・・・全くの余談ですが、この凛々しいお写真をご本人にお見せした所「いつもはネクタイをしているのですが、この日は休日だったので・・。いや、お恥ずかしい」とのこと。ああ、すみません、そんな謙虚な所もとても魅力的で、つい載せてしまいました。(既婚アラフィフ女子@東京都出身)

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    酒井田さんには、絵付け場所にもご案内していただきました。伺った日は土曜日なので工房はお休みでしたが、逆に、無人の美しく整然となった工房を見ることができました。静謐で凛とした空気に満ちています。

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    柿右衛門窯で職人が一人前になるためには数10年、技術によっては30年以上もかかり、84歳で現役の方もおいでだそうです。歴史の重さとそれを引き継ぐのは大変です。もっと書きたいことがあるのですが、今回はここまで。
    次回も「柿右衛門」について書きます。

    ▶︎柿右衛門窯
    住所:佐賀県西松浦郡有田町南山丁352
    電話番号:0955-43-2267
    営業時間:年中無休 9:00~17:00 (ただし年末・年始は除きます)
    http://kakiemon.co.jp/

     

  • 名前もすごいが肉がうまい!絶品焼き鳥「ドライブイン鳥」

    名前もすごいが肉がうまい!絶品焼き鳥「ドライブイン鳥」

    九州の鶏肉はトテモおいしい。ちなみに私は唐揚げ以外の鶏肉は結構苦手です。だって、生臭いし、口に入れるとグニョグニョする。しかし、九州の鶏肉は店で食べても自分で作ってもうまいんです。

    私の最近のお気に入りはここドライブイン鳥 伊万里店。

    「やき鳥一番、鳥めし二番」が店名ではありません。よーく見てください!
    「鳥めし」の下の看板に隠れたところに「ドライブイン鳥」の字が。

    IMG_2477下の看板によると、年間80,000人。1日220人が「鳥めし」食べているらしいです。写真を見る限りでは一人1合くらい?ってことは毎日22升のコメをたくのか?すごいな。考えただけでお腹いっぱいです。

     

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    確かに多くの方が「鳥めし」を皆食べているけど、今日は「ネック定食」にします。ネック・・鶏の首です。

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    ちなみに席はこんな感じ。全室、こたつ付きの個室。
    女一人で焼き肉。ビールが飲みたい・・・。ランチだから我慢。いや、車だからそもそもアカン。

    なぜに、九州の鶏肉はうまいのだろうか。

    焼き肉しながら調べてみました。

    するとですね・・・

    どーん。

    ●鶏の出荷数:九州がダントツ!
    1位鹿児島19.8%、2位宮崎18.9%(農林水産省統計)

    ●鶏の消費量:九州がダントツ!
    1位福岡県、2位宮崎県、3位鹿児島県、4位熊本県、5位大分県、6位佐賀県・・・上位6県を九州!!!(参照)

    ビバ鶏肉王国九州!

    さて、鶏肉は刺身と同じくらいに鮮度が重要です。輸送が整ったとかどうとかこうとか言っても地産地消がいちばんなんだと思うのです。

    本日の鶏肉を育ててくれたのは、有田の家からも見える「黒髪山」の麓に住んでいる柳川さん。やっぱり近所の鶏を食べていたのか〜ヽ(*´∇`)ノ

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    ▼ドライブイン鳥伊万里店
    住所:佐賀県伊万里市大坪町甲1384-2
    TEL:0955-23-0667
    http://www.drivein-tori.jp/

  • 雪 DE 温泉旅館。

    雪 DE 温泉旅館。

    先日の大寒波は九州に35年ぶりに大雪を降らしました。

    その日は男性雑誌の取材だったのですが、取材陣が有田に到着できずにキャンセルに。

    さて、どうしよう。

    車も動かず、間借りしている家には食べ物もなし。テレビなく、暖房器具も乏しい家で、仕事をしているのも体が冷えるよ、冷える。

    ああ、このままではココロも冷えてしまいそう・・・

    というわけで、急遽、隣町、武雄の温泉旅館に避難してきました。

    有田には宿泊施設はほぼないのですが、車で20分の武雄や嬉野にはちゃんとあります。

    話は土曜日に戻ります。
    土曜日の朝、すでに九州にいる編集者さんから電話。ぬくぬくとPCで映画をみている私に「こっちは雪で大変です!」

    え?まじですか?やばいんですか?

    アシタ キョウ デキルコト ハ アシタ キョウ ヤレ

    そこから猛烈な勢いで荷造りをしながらANAに電話し、翌日の飛行機をその日の便に振り替えて、そして羽田に猛ダッシュ
    福岡空港のご近所の「熊本」「宮崎」行きは「欠航」。私の便の次の「福岡」行きも「欠航」になりました。が、奇跡的に私の便は無事に福岡まで飛んでくれました。

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    最終電車で有田に到着。その時の写真がこちら。
    まだ、雪はうっすらです。

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    そして、翌日。

    ぎょえー猛吹雪です。

    そして、取材はなくなったのです。

    ちーん。

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    というわけでやってきました。

    車で20分の武雄温泉。(チェーンをつけてる窯元さんに送ってもらいました♪)

    辰野金吾が設計した「楼門」です。
    35年ぶりに雪化粧しています。そして・・

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    「懐石宿 扇屋」にチェックイン。

    2年連続日本温泉旅館大賞グランプリを受賞した宿です。
    こじんまりとした品のよい外観。IMG_0028

    ガラリ戸をあけると、きちんとした佇まいの玄関が現れます。

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    お部屋はこんな感じ。あたたかい!!!!
    次の間も茶室もついており、天井も窓のサッシも木が使われた贅沢な作りです。

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    お料理。お雛様のテーマの前菜。ひいらぎとめざし(手作り)がそれを演出しています。

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    タケノコの煮物に生麩とふき、それに空豆を添えて。

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    こちらはイカのお造り。菜の花のからしみそ和えを添えて。

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    はい、写真はここまで。(撮るより食べるだ!)

    ともかくも、温泉には5回も入浴。

    迎えた朝は快晴。(あ、つららだ)

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    帰りは、電車で。本来は15分(武雄温泉→有田)のところを3時間かけて帰りました。

    さて、元気もでたことなので顔の半分までマフラーを巻いて、雪国と化した有田の街に元気に行ってきまーす。

    ▼懐石宿 扇屋(有田から車で20分)
    佐賀・武雄温泉料理旅館 懐石宿 扇屋
    〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町大字武雄7399番地
    TEL/0954-22-3188 FAX/0954-22-3189
    Email:info@ougiya.com

     

     

     

  • 焼き物が落ちない理由をチョイと調べてみました。

    焼き物が落ちない理由をチョイと調べてみました。

    有田に来るとみなさん驚くのが、今にも落ちそうなほど、ギリギリに置かれた焼き物や素地をよく見ます。しかも上のほうに・・・。

    これ、地震がきたら一発でおちるでしょ!!(||゚Д゚)ブルブル…でも、こうしているってことは、落ちない自信があるんですよね・・きっと。というわけでチョイと調べてみたら驚きの真実がありました。

    データをご紹介する前に、初めてこの地に降り立ったトウキョウモンになった気分でご覧くださいませ。

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    素地だけではなく焼きあがった高そうな焼き物も上の方におかれています。しかもギリギリに。

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    背の高いもの、首の長いものは、ちょっと揺れただけでバランスを崩してしまいそうです。

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    重い型をここまで重ねている。本当に重いので足の上に倒れたら骨が折れるか捻挫するでしょう。そもそも垂直おかれているわけでもないので、すでにグラグラしています。

    そばを通る時はいつもドキドキ・・。

    などとと思う「トウキョウモン」はやはり多いらしいです。

    そりゃそうです。だって、

    東京は地震が多い場所の上位ランキング(2014年震度1以上が152回で9位)なんですもの。

    だから、こんな光景に出くわすとドキドキしてしまのです。

    しかし、有田の人は口を揃えて言う。

    「有田には地震がないんですよ〜」

    ホント?と若干疑いながら調べてみると、

    おお!!!

    なんてことだ。

    有田がある「佐賀県」は日本で一番地震が少ない県なのだ!(2014年度は47位(最下位))

    詳細はこちら

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    出典:「全国地震動予測地図2014年版」

    日本地図を掲載しておいてなんですが、ふと思いました。
    みなさん、佐賀県ってどこにあるかわかってますよね?
    ・・・

    え?

    わからない?

    ・・・はい、こちらです!

    白地図にオレンジをつけてあげましたので、覚えておいてくださいね。
    余談ですが佐賀県の魅力度ランキングってなんと46位(ソースはこちら)。
    知らないってもったいですね。

     

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    佐賀県はココにあるYO!

    有田に来るとわかりますが、有田は岩山の上にあります。その岩山は磁器の原料の「磁石」。おそらく佐賀県のほとんどが硬い岩盤の上にあるのかもしれません。

    磁石を含む層が露出している山肌
    磁石が酸化してサビがでている岩肌。街から抜けるとこのような岩肌はよく露出している。

    ともかくも、有田の地におりたった時には、私は今、焼き物の原料の上に立っている!とご認識いただけるとよろしいかと。

    そして、今にも落ちそうな焼き物をみても・・・

    安心してください。

    地震、ありませんから!

  • お尻からドンドン出てくる有田焼

    お尻からドンドン出てくる有田焼

    本日のテーマは「トンネル窯」。
    「トンネル窯」の特徴は、24時間365時間、トンネル状の窯を通すことで間断なく有田焼を焼き続けることができること。

    こちらがトンネル窯。写真中央の「茶色の四角い物体」がそれ。今まさに台車に積まれた焼き物たちが入ろうとしているところです。

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    一般的な窯元は以下の写真のような自社専用の「窯」を持っており、これを「単窯」といいます。こちら↓大きい冷蔵庫みたいな姿のものですね。
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    さて、焼き物は丸1日かけて余熱→焼成→冷却などの温度調整をおこなって焼き上げます。この工程は「単窯」でも「トンネル窯」でも同じですが、後者の特徴をもうすこし詳しく説明すると・・・

    「トンネル窯」は、焼き物を積んだ台車を20〜30メートルの「トンネル」の窯の一方から入れて、中を移動する間に余熱→焼成→冷却焼き上げて、反対側出口から送り出します。全工程が連続的に行われ,均質な製品が大量に生産できるほか,燃費や経費の節約など経済性も高い。

    これはトンネルに入る前の焼き物↓

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    下の写真が焼きあがったもの。

    つるつるぴかぴかです。

    彼らの焼き物人生において最も輝いているのは、生まれたてのこの瞬間でしょう。なぜながら1300度もの高温で焼かれるため表面の不純物は全て焼き飛ぶからです。IMG_0064

    かつて有田にはいくつもの「トンネル窯」がありましたが、今は「文山窯」のみとなりました。有田では唯一無二の「トンネル窯」となってしまいました。

    約70年前、「文山窯」の社長は、これから伸びようとする有志を集めて「10個の窯元」を集めて「十社(じゅっしゃ)」という協同組合を組織し、共同で使える「トンネル窯」を導入しました。

    当時は、焼き物が焼き上がると、商人は「軍手」をしてまちかまえ、トンネルのお尻からでてきたアツアツホカホカの焼き物を「俺が売ったるで!」と我先に奪い合うように取り合ったそうです。そんな需要も今はなく、市場規模はかつての8分の1になっています。

    そして、十社は、今は「五社」に。ただし、いまも尚「十社」と呼ばれています。

    モノが溢れる時代の中で有田焼という産業の生き残りをかけて窯元さんたちはいろいろなモノ/コトと戦わなければなりません。

    というわけで、本日も、そんな窯元さんのところに行ってきまーす。

  • 焼き物フリーク必訪!磁器でできた神社

    焼き物フリーク必訪!磁器でできた神社

    通称「焼き物の神様」が祀られている神社が「陶山神社」。
    ここは、有田焼を作った李参平(り さんぺい)が祀られている神社です。

    ん・・李さん?

    そう、有田焼は朝鮮人の李さんが日本に伝え、韓国文化を基礎にこの地に発展・定着したのです。有田焼きは日本の伝統工芸品なので日本人が有田焼を創ったと思っていませんでした?私みたいに。笑

    でも、そもそも日本文化って中国や朝鮮などの外国から伝来したものは多いですよね。漢字とか。

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    さて、この神社には他では見ることができない、すべて磁器製の大鳥居や狛犬、水瓶、欄干など、やきものの町ならではアイテムがあります。

    IMG_0094デカイ水瓶・・・。

    焼き物の作り方を知らない時代は、「わー、大きい!」以上の思いはなかったのですが、制作工程を知ってしまった今はどうやって素地を作るんだ?型はあるの?窯にはどうやっていれるんだ!?これが入る釉薬の桶ってどんだけ大きいんだ!?などなど解らないことだらけです。

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    これ・・狛犬です。磁器の。
    さて、ここに来た人におすすめなのは、こちら!

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    磁器でできたお守り

    磁器でできたお守りです。これはかなりカワイイ。
    有田で器を買うのも良いけれど、ここでしか買えない限定品という意味でお土産にぴったりです。ちなみにこのお守りを作っているのは宮司さんという噂も。写真は宮司さん。

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    我が家の大家(おおや)さんでもある宮司さん

    磁器のお守りなんて、恐らく、ここにしかないのではなかろうか。食器好き/有田焼き好きの方は、ぜひ行ってみてください。

    始祖が朝鮮人ということがあってかなくてか、この神社には韓国人の観光客の方も多くいらっしゃいます。東京で見かける時のような「(単なる)観光客」ではなく「始祖の縁戚者の皆様によるお墓参り」に見えてしまう私です。

  • ふにゃふにゃがうまい!「牧のうどん」

    ふにゃふにゃがうまい!「牧のうどん」

    本日の昼食は「牧のうどん」。北九州のご当地食の一つです。

    どれだけご当地感があるか、地図を見てみよう。

    おや?本当に北九州に集中してますね。

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    更に拡大すると、もっと「北九州限定感」がわかる。

    おお!北九州にしかない。うどん県には1軒もないゾ!

    半径100キロ以内の素晴らしすぎる堅いドミナント戦略です。

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    地図で解るとおり「牧のうどん」は北九州人のソウルフードなのである。

    さて、ここの「うどん」はフニャフニャである。

    私はかなりの「うどん」好き。コシがあるのもいいが、流動食というか離乳食というか、それほどまでにふにゃふにゃ。でも、いいのだ。これでいいのだ。これがいいのだ!

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    この「うどん」の食べ方を説明しよう。

    ここの「うどん」は麺が出汁をどんどん吸い込む。「うどん」と一緒に出汁が入ったヤカンが出され、汁がなくなったら自由に足す。食が遅い人は、食べても食べても減らず「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」とも言われる。

    作り方もスペシャル。カウンターの中には、自動麺切り機と茹で釜がベルトコンベアーでつながれ、どんどん麺が送り込まれている。一般的な作り方は「麺切り→茹で→(冷水での)ぬめり取りと絞め→ざるに上げ→再加熱→出汁かけ」だと思うが、「ぬめり取りと絞め→ざるに上げ→再加熱」がない。つまり、一度も水で絞められていないのである。ゆえに「食べても食べてもなくならない」のだ。

    更にオーダもスペシャル。各テーブルに置いてある伝票に店員か、客自らが赤鉛筆で正の字を書く。このときに麺の固さは固麺・中麺・柔麺から選べる。固麺でも固くないなら、敢えて「柔麺」を選ぼうじゃないか。

    あああ、お腹がいっぱいだ。殆ど、汁でお腹がふくれているので後1時間くらいしたら、お腹がすくんだろうな。「かしわ飯」も美味しいのだが、今はもう何も入らない。